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公開講座報告「野球の怪我とリハビリ~復帰までの道のり~」

一般公開講座報告

 

開催日: 平成31年2月10日(日)

開催場所: 快・決いい会議室(KDX東新宿ビル 3階)

対象者: 都民向け (来場者56名)

講師:元プロ野球選手  川崎 憲次郎氏、 東京明日佳病院 理学療法士 石井 斉氏

演題: 「野球の怪我とリハビリ~復帰までの道のり~」  「野球による障害とリハビリ~予防するためには?~」

 

 

この度、「野球の怪我とリハビリ」、「野球による障害とリハビリ」というテーマで、元プロ野球選手である川崎憲次郎氏と、当会員である理学療法士の石井斉氏にご講演頂きました。

川崎氏は、様々な部位の故障を経験し、その都度、関節を守るために筋力強化を中心としたリハビリを実施してこられました。怪我と向き合う中、自身がこだわっていた三振を奪うことから、新たな球種を獲得し、打者を打ち取る事に楽しみを覚え、最多勝、沢村賞を受賞されました。怪我を起点に筋力強化やリハビリをしたり、新たな球種に挑戦したりと、少しずつモデルチェンジや工夫をしていくことが、大切であるとお話しいただきました。また、自身が学童期の頃からパフォーマンスを保つために、肩関節や肘関節を下にして寝ない、腕を冷やさないように長袖を着て寝ることなど、自己管理を徹底されていたとのことでした。最後に、指導者の方に対して子供達が野球を楽しむことができる雰囲気と環境作りを行い、子供達の能力を伸ばすことが大切であるというメッセージを頂きました。

石井氏からは子供の骨は未形成であり無理なストレスが掛かると骨・軟骨に障害が生じることや、障害が生じた際には十分な休養が必要であるため、怪我をした子供を責めずにチームでのフォローアップが必要であるとお話頂きました。子供達のスポーツ障害を予防するためには適度な身体の柔軟性、合理的な身体の使い方、適度な運動量、指導者の方が障害に対する理解を深めるなど障害を予防するための目を養うことが大切であるというお話を頂きました。

講演後には参加者の皆様から非常に多くのご質問を頂きました。このような声を今後の理学療法の発展となるよう生かして参りたいと思います。

<写真左> 講演する川崎氏          <写真右> トレーニング方法を伝達する石井氏

引き続き、都民の皆様からのご要望にお応えできる公開講座を企画運営させていただきます。

(ご要望は本会事務局まで連絡を戴けますと幸いです)

 

(公社)東京都理学療法士協会 事務局   Mail:tpta@eagle.ocn.ne.jp