一般の方へInfo
足立区立東栗原小学校「子供のスポーツ障害と予防策」
開催日:平成29年9月9日(土)
開催場所:足立区立東栗原小学校
対象者:1年生:児童62名(保護者51名)
3年生:児童64名(保護者19名)
5年生:児童73名(保護者1名)
講師: 苑田第三病院・苑田会東京脊椎脊髄病センター 理学療法士 古谷 英孝 氏
東京総合病院 理学療法士 鈴木 淳志 氏
テーマ:
1・3年生「 体のやわらかさを知ろう 」
5年生「 子供のスポーツ障害の知識と今からできる予防策~あなたはケガをしやすい体?~ 」
【概要報告】
足立区立東栗原小学校からのご依頼を受け、小学校1年生・3年生・5年生の児童及び保護者を対象に1・3年生には「体のやわらかさを知ろう」、5年生には「子供のスポーツ障害の知識と今からできる予防策~あなたはケガをしやすい体?~」というテーマで本会会員の古谷氏と鈴木氏にご講演を頂きました。
講義は理学療法士の職業を説明することから始まり、1年生と3年生には成長期に硬くなりやすいハムストリングスや下腿三頭筋の柔軟性の確認方法を指導し、柔軟性を獲得するためのストレッチを小学生同士で体験していただきました。5年生は成長期に生じやすいスポーツ障害について発生機序や予防方法をご講義頂き、小学生同士でもできる全身的な関節可動域の確認方法を指導されました。また、ストレッチを実際に体験し、普段から行える予防体操の紹介もして頂きました。
今回は対象となった児童やその保護者、そして東栗原小学校の職員の皆様に理学療法士の専門性のひとつについて知っていただける良い機会になったと感じました。また、身体が成長する前の時期から自分の身体に興味を持ち、身体の事を知ることがとても大切なことであり、今回の講座がその第一歩となれば幸いです。
引き続き、都民の皆様からのご要望にお応えできる公開講座を企画運営させて頂きます(ご要望は本会事務局まで連絡を頂けますと幸いです)。会員の皆様におかれましては、引き続き、ご協力の程よろしくお願い致します。
(報告者:公開講座準備委員 日本女子体育大学健康管理センター:新堀 加寿美)
(公社)東京都理学療法士協会 事務局 Mail:tpta@eagle.ocn.ne.jp