一般の方へInfo
練馬区立光が丘四季の香小学校「体の成長とスポーツによるケガ」「理学療法士の役割とその課題」
開催日: 平成29年7月25日(火)
開催場所: 練馬区立光が丘四季の香小学校
対象者: 小学校養護教諭(6名)・中学校の養護教諭(5名) 計11名。
講師: 日本女子体育大学健康管理センター 理学療法士 新堀 加寿美 氏
第1部テーマ: 「体の成長とスポーツによるケガ~理学療法士の視点から~」
第2部テーマ:「学校保健における理学療法士の役割とその課題」
【概要報告】
練馬区立光が丘第八小学校からのご依頼を受け、小学校・中学校養護教諭を対象に第1部では、「体の成長とスポーツによるケガ~理学療法士の視点から~」のテーマで本会会員である新堀氏にご講演をいただきました。具体的には、子どもの発達について、成長期の身体の変化、その際起こりやすい慢性障害や急性外傷などについて講演をいただきました。また、理学療法士の視点から慢性障害のチェックポイントやストレッチ、急性外傷に対しての処置方法や足関節の安定性向上を図るための筋力トレーニングなどについては、実際に実技を交えながら養護教諭の先生方にも体験していただきました。
第2部では、「学校保健における理学療法士の役割とその課題」と題して、本会練馬区支部(6名)と養護教諭の先生方とでディスカッションを行いました。養護教諭の先生方から、「学校内で理学療法士の専門性が必要とされる場面は多々ある」とのご意見を賜わることができました。また、「引き続き、この様な養護教諭と理学療法士との連携を図る機会が必要である」とのご意見も多くの養護教諭の先生方から賜わりました。
最後に、理学療法士が具体的に「どのような形で子ども達の成長を支援できるか」について、共に連携しながら検討を継続することが確認され、閉会となりました。
引き続き、都民の皆様からのご要望にお応えできる公開講座を企画運営させていただきます(ご要望は本会事務局まで連絡を戴けますと幸いです)。会員の皆様におかれましては、引き続き、ご協力の程よろしくお願い致します。
(報告者:公開講座準備委員 総合東京病院:横田 絢香)
(公社)東京都理学療法士協会 事務局 Mail:tpta@eagle.ocn.ne.jp