一般公開講座報告

開催日：　令和元年８月25日（日）

開催場所：　教育の森公園＆文京区スポーツセンター

対象者：　都民向け　（総勢：3,039名。内一般見学者2,664名、段ボールベッド体験者500名）

展示ブース：二次障害予防体操、段ボールベッド体験、災害時の理学療法士協会活動報告

この度、文京区主催の防災フェスタにて、二次的災害の予防に関するブースを出展いたしました。

災害時に続発して起こりやすいエコノミークラス症候群についての理解を深めていだくことを目的とし、発生機序やリスクについての説明、および予防体操を体験していただきました。生命の危険も伴う恐ろしいエコノミークラス症候群にですが、しっかりと対策を講じることで、発生リスクを軽減できると思われます。来る大災害に備え、その避難所で集まった方々同士が、二次的災害に関する情報を共有し、予防体操を思い出していただけたら幸いです。

また、避難所でも利用される段ボールベッドに実際に寝る・座る・立つ動作を体験出来るコーナーを設けました。お子様からご高齢の方まで多くの方に体感して頂き、“災害時に段ボールベッドがあるといい”“床から立ち上がるよりも楽に立つことが出来る”といった声が多く、行列が出来る程大好評でした。

今回、熊本地震での東京都理学療法士協会の活動や写真の展示も行い、病院・施設以外での活動を多くの方に知って頂ける機会となりました。参加者の皆様から多くの質問もありました。

今後も、災害時の備えとして理学療法士ができることをPRして参りたいと思います。

引き続き、都民の皆様からのご要望にお応えできる公開講座を企画運営していきたいと思います。

（ご要望は本会事務局まで連絡を戴けますと幸いです）

（公社）東京都理学療法士協会　事務局   Mail：tpta@eagle.ocn.ne.jp