足立区立東栗原小学校 出前公開講座報告

開催日：　平成３０年10月13日（土）

開催場所：　足立区立東栗原小学校

対象者：　1年生：児童77名

３年生：児童64名

５年生：児童71名

講師：　苑田第三病院・苑田会東京脊椎脊髄病センター　理学療法士　古谷　英孝　氏

総合東京病院　理学療法士　鈴木　淳志　氏

柳原リハビリテーション病院　理学療法士　岡原　和耶　氏

テーマ：　１・３年生「 体のやわらかさを知ろう 」

５年生「　子供のスポーツ障害の知識と今からできる予防策～あなたはケガをしやすい体？～　」

【概要報告】

昨年度に引き続き、足立区立東栗原小学校にて、1年生・3年生・5年生の児童に対して、自分の体のやわらかさや、ケガをしないためにできることを実技・体験を踏まえた授業を行いました。講師は、当協会会員の鈴木氏（5年生）、古谷氏（3年生）、岡原氏（1年生）が務めました。

まず、体は成長とともに硬くなりやすいということを、先生や当協会スタッフと比較をし、自分の体のやわらかさについて理解を深めました。特に腿の後ろ（ハムストリングス）を例に挙げ、体前屈にて柔軟性を確認いたしました。この柔らかさを更に柔らかく、また柔軟性を保つために、2人組になってストレッチを体験していただきました。ストレッチの効果が目に見えて現れた児童もたくさんいました。公開授業ということもあって、多くの保護者の方々にも聞いていただき、とても盛況に終えることができました。どの学年も非常に元気が良く、スポーツが好きであると答える児童が多い印象でした。これから怪我の発生リスクを少しでも減らし、スポーツをいつまでも楽しく行っていただくためにも、今回の授業を思い出していただけたら幸いです。

授業では、簡単な理学療法士の紹介も行いましたが、理学療法士を知っている小学生が多いことに驚きました。一方で我々のことが広く知られてきていることをうれしく思うと同時に、ますます都民の皆様に理学療法士の知識や技術を還元できるよう努めてまいりたいと考えております。

引き続き、都民の皆様からのご要望にお応えできる公開講座を企画運営させていただきます（ご要望は本会事務局まで連絡を戴けますと幸いです）。

（公社）東京都理学療法士協会　事務局   Mail：tpta@eagle.ocn.ne.jp